フィリピンにおける活動経緯
・ 戦前から、日本水産(ダバオ)向けに冷凍機輸出
・ 戦後昭和35年、ハリリレペス社への製氷プラント用冷凍機器輸出に始まり、連続してプラント
輸出を実施
・ 昭和43年、ガルシア社向け日産1,000トン製氷プラントの契約
当時世界最大の製氷能力
・ 1980~90年代、OECFによる(円借款)事業での国営漁港建設の冷凍プラントを納入
イロイロ
サンボアンガ
ダバオ
ゼネラルサントス
・ 民間向けには、現地代理店を通して、主に製氷設備用の冷凍機を多数納入
最近の導入事例
圧縮機更新工事(2003 ~ 2007年 段階的に実施)
日本のODAで納入された漁港の冷凍設備(サンボアンガ、イロイロ)
冷凍の心臓部であるアンモニア圧縮機を更新。設備能力の回復、高効率化を実現
更新前
・ 日本製アンモニア・スクリュー圧縮機の老朽化
・ メーカーの生産中止、部品入手が不可能
・ 現場の応急処置の繰り返し、その場しのぎ
・ 機械効率の低下で、電力消費、油消費、などのコスト増加
・ 設備担当職員が掛かり切り
更新後
・ 長谷川鉄工製アンモニア・レシプロ圧縮機に更新
・ 動力消費、油消費が大幅に削減された
・ 冷却性能が向上。凍結時間の短縮で稼働率がアップ
・ 運転コストの低下と稼働率向上による設備賃貸料収入の増加のダブル効果で収益アップ
・ 簡単な取扱で保守が容易。部品購入の予算化で計画的な保守実施が可能になった