長谷川鉄工は、超低温の用途に特化した冷凍用圧縮機で鮪漁船の世界シェア80%以上を獲得しました。

企画、設計、施工からフォローまでトータルに展開する万全のエンジニアリングサービス

近年、冷熱関連業界をとりまく環境は大きく変化し、高度化・複雑化の一途をたどっています。
長谷川鉄工では、創業以来永年にわたり産業用冷凍機および冷熱プラントにたずさわってきた経験と実績を基盤 として、あらゆる角度から顧客ニーズに応えるトータルエンジニアリングサービスを展開しています。
単にプラントシステム・設備を創造し、施工するだけではなく、ニーズをトータルに、またシステムティックにとらえ、市場の動向や環境条件を十分考慮したうえで独自のノウハウとコンサルティング能力、プロジェクト・マネジメント技術を発揮していきます。
そしてさらにはEOA(エンジニアリング・OA)システムを活用し、より高度に、広範囲なエリアにわたりエンジニアリングサービスを提供しています。
また、アフターサービスについては、顧客情報をデータ・ベース化し、リアルタイムに保守・修理に対応できることはもちろん、プラントの改良・改善のプランづくりにも対応し、冷熱のプロフェッショナルとして的確かつ有効なプランニングを行っています。
冷熱に関することならすべてにわたって任せられる総合エンジニアリング企業として、長谷川鉄工は顧客の厚い信頼を得るべく常に努力し、前進しています。

省エネルギーへの取り組み

1.設備全体での効率設計

ひとつひとつの機器の効率向上だけではなく、HASEGAEAでは設備全体でも更なる省エネができるよう、冷蔵倉庫全体で最適な設計・施工に努めたエンジニアリングを行っています。
そして、常に保管品が高品質な状態で維持できるよう、冷凍装置に万が一不具合が発生しても、HSAEGAWAのサービスマンが早急に対処できるサービス体制を整えています。

2.脱フロン化と省エネルギーの促進による地球環境に優しい製品開発

地球温暖化防止の国際的要請のなかで、高いCO2削減目標を掲げた日本にとってかなり厳しい規制が強いられることが予想されます。中でもCO2排出量の8割が企業・公共部門からの排出と言われている企業としては、見過ごすことは出来ない状況と思われます。
日本が掲げている1990年比25%削減に対し、冷熱分野においては、冷媒の脱フロン化と機器のエネルギー消費効率の向上を要請されており、アンモニア、炭酸ガス等の自然物質を冷媒として使用することが有効な対応策であり、これらの自然冷媒に適した圧縮機、機器、システムを多様な用途に普及すべく、開発を推進しています。
HASEGAWAの冷熱トータルエンジニアリングでは、冷媒にアンモニアを使用することで約15~20%の削減が実現可能です。そして新アンモニア直膨方式にてさらに10%削減することにより高い目標である25%削減を可能にすることが出来ます。

3.レシプロ式冷凍機

低温域においてはスクリュー冷凍機に比べ高いCOPが確保できます。超軽量ピストン・ロッドの採用と高性能のバルブ構造により無駄なく性能が発揮されます。吐出ガス温度が低下する充分な冷却構造により、常に効率の良い運転を維持します。画期的な油上がり防止機構により、蒸発器性能を左右する油消費量が極めて少量です。メンテナンスを考慮した極めてシンプルな構造であり、短時間で確実な保守が可能です。
耐久性の高い構成部品は、メンテナンス費用も大幅に節約が可能です。

4.自然対流式冷却器

ファンがなく、ファンの動力が不要であり、動力負荷が軽減され、15%~20%の省エネルギーを実現します。庫内の温度変化が少なく、保管品の乾燥を防げます。

5.ITを活用した制御機器

知的冷熱プラントシステムを採用し、導入や設備変更に柔軟にスピーディーに対応が可能で、使いやすいユーザーインタフェイスで汎用ソフトウェアとの親和性も高いシステムです。

6.太陽光発電の採用

大きな屋根面を有効活用するため、太陽光発電装置による発電により、年間10万kwhの発電を実現し、69.0tのCO2排出抑制が見込め、95.2万円の電力料金の節約となります。

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長谷川鉄工株式会社
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